時間の遅れ計算機 (相対性理論)
光速に近づくと時間はどれくらい遅れるのか?ローレンツ変換を用いて計算します。
時間の遅れ(タイムダイレーション)とは?
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、物体が高速で動けば動くほど、その物体にとっての時間(固有時)は、静止している観測者から見てゆっくりと進みます。これを「時間の遅れ」と呼びます。
計算式
時間の遅れは、以下の式(ローレンツ変換)で計算されます。
$$ t' = t \sqrt{1 - \frac{v^2}{c^2}} $$
ここで:
- $t'$ : 移動している物体(宇宙船など)の中での経過時間(固有時)
- $t$ : 静止している場所(地球など)での経過時間
- $v$ : 移動速度
- $c$ : 光速 (約 300,000 km/s)
この係数 $\sqrt{1 - v^2/c^2}$ の逆数は、ローレンツ因子 $\gamma$ (ガンマ) と呼ばれます。
$$ \gamma = \frac{1}{\sqrt{1 - \frac{v^2}{c^2}}} $$
浦島効果(ツインパラドックス)
この現象は、SF作品などで「浦島効果」としてよく登場します。
例えば、光速の99%で宇宙旅行をして1年後(宇宙船内時間)に地球に帰還したとします。計算すると、地球では約7年が経過していることになります。自分は1歳しか年をとっていないのに、地球に残った双子の兄弟は7歳年をとっている、という不思議な現象が実際に起こります。