熱抵抗計算機
断熱材の性能を表すR値や、電子部品の放熱計算で使われる熱抵抗を計算します。
計算結果
熱抵抗 (Thermal Resistance) とは
熱抵抗とは、「熱の流れにくさ」を表す指標です。値が大きいほど熱が伝わりにくく(断熱性が高い)、値が小さいほど熱がよく伝わります(放熱性が高い)。
1. 建築・断熱分野 (R値)
単位面積あたりの熱抵抗として扱われます。断熱材の性能表示などに使われます。
\[ R = \frac{d}{k} \]
- \( R \): 熱抵抗 (m²·K/W)
- \( d \): 厚さ (m)
- \( k \): 熱伝導率 (W/(m·K))
複数の断熱材を重ねた場合、全体の熱抵抗は各層のR値の合計になります (\( R_{total} = R_1 + R_2 + \dots \))。
2. 電子機器・放熱分野 (絶対熱抵抗)
部品全体としての熱の流れにくさを表します。CPUクーラーやヒートシンクの性能指標として使われます。
\[ R_{th} (\theta) = \frac{d}{k A} \]
- \( R_{th} \): 絶対熱抵抗 (K/W または ℃/W)
- \( A \): 伝熱面積 (m²)
例:10Wの発熱があるCPUで、ヒートシンクの熱抵抗が2 K/Wの場合、温度上昇は \( 10 \text{W} \times 2 \text{K/W} = 20 \text{℃} \) となります。