熱膨張計算機
温度変化によって物体がどれくらい伸びたり膨らんだりするかを計算します。
計算結果
熱膨張 (Thermal Expansion) について
多くの物質は、温度が上がると体積が増加(膨張)し、温度が下がると収縮します。これを熱膨張と呼びます。分子や原子の熱振動が激しくなり、平均的な原子間距離が広がるためです。
線膨張 (Linear Expansion)
棒状の固体の長さの変化を考えます。
\[ \Delta L = \alpha L_0 \Delta T \]
- \( \Delta L \): 長さの変化量
- \( \alpha \): 線膨張係数 (1/K)
- \( L_0 \): 初期の長さ
- \( \Delta T \): 温度変化
体膨張 (Volumetric Expansion)
液体や固体の体積の変化を考えます。
\[ \Delta V = \beta V_0 \Delta T \]
- \( \Delta V \): 体積の変化量
- \( \beta \): 体膨張係数 (1/K)
一般に、等方性の固体では、体膨張係数は線膨張係数の約3倍になります (\( \beta \approx 3\alpha \))。
日常生活での例
- 線路の継ぎ目: 夏の暑さでレールが伸びて歪まないように、隙間が空けられています。
- 橋梁: 橋も温度変化で伸縮するため、端の部分には伸縮継手(エキスパンションジョイント)が設けられています。
- バイメタル: 熱膨張率の異なる2種類の金属を貼り合わせたもので、温度変化で曲がる性質を利用してサーモスタットなどに使われます。