管路流量計算機

Q = A × V。流体設計の基本ツール。

Flow Rate (L/min)0
Flow Rate (m³/h)0
Flow Rate (m³/s)0

管路流量計算の基礎理論

配管内を流れる流体の量(流量)は、エンジニアリングにおける最も基本的なパラメータの一つです。連続の式に基づき、以下の関係が成り立ちます。

Q = A × V

  • Q (Quantity): 体積流量 [m³/s]
  • A (Area): 配管の断面積 [m²]
  • V (Velocity): 平均流速 [m/s]

断面積 $A$ は円管の場合、内径 $d$ を用いて $A = \pi \times (d/2)^2$ または $A = (\pi \times d^2) / 4$ で計算されます。

配管設計における「適正流速」

流量を決める際、流速をどれくらいに設定するかが重要です。

  • 流速が遅すぎる場合: 配管径が大きくなり、設備コストが増大します。また、スラリーなどを含む流体では沈殿が起きる可能性があります。
  • 流速が速すぎる場合: 配管内の圧力損失(摩擦損失)が流速の2乗に比例して増大し、ポンプの動力が余計にかかります。また、ウォーターハンマー(水撃作用)のリスク、騒音、配管の摩耗(エロージョン)が問題になります。

一般的な目安:
- 水(ポンプ吸込側):0.5 ~ 1.5 m/s
- 水(ポンプ吐出側):1.0 ~ 3.0 m/s
- 蒸気やガス:20 ~ 50 m/s 程度(圧力による)

単位換算の重要性

実務では、$m^3/s$ というSI基本単位よりも、$L/min$(リットル毎分)や $m^3/h$(立米毎時)が頻繁に使われます。この計算機では、これらの単位を瞬時に相互変換し、現場で使いやすい形式で出力します。