PHQ-2 うつ病スクリーニング
わずか2問で、こころの状態をチェック。
過去2週間で、以下の状態に悩まされた頻度はどれくらいですか?
合計スコア
0 / 6
PHQ-2とは:うつ病診断の最初のステップ
PHQ-2 (Patient Health Questionnaire-2) は、うつ病(大うつ病性障害)の可能性を迅速にスクリーニングするために開発されたツールです。本来9項目ある「PHQ-9」から、診断における核となる2つの質問(抑うつ気分と興味の喪失)を抽出したものです。
判定基準と信頼性
合計スコアは0点から6点の間になります。一般的に、カットオフ値は3点とされています。
- 3点以上(陽性):うつ病の可能性が示唆されます。感度は83%、特異度は92%と報告されており、高い精度でスクリーニングが可能です。この場合、より詳細な評価(PHQ-9の実施や専門医への相談)が推奨されます。
- 3点未満(陰性):現時点でうつ病の可能性は低いと考えられます。ただし、症状が続く場合は経過観察が必要です。
PHQ-9との違い
PHQ-9は、睡眠障害、食欲変化、疲労感、希死念慮などを含む9項目で評価し、重症度(軽度〜重度)を判定できます。一方、PHQ-2はあくまで「入り口」としての役割を果たします。忙しい臨床現場や産業医面談、あるいは自己チェックにおいて、2問のPHQ-2は負担が少なく非常に有用です。
医療機関を受診すべきサイン
点数にかかわらず、以下のような症状がある場合は、早めに心療内科や精神科を受診してください。
- 「消えてしまいたい」「死にたい」と考えることがある
- 日常生活(仕事、家事、学業)に明らかな支障が出ている
- 食欲が極端に落ちて痩せた、あるいは眠れない日が続いている
まとめ
こころの不調は、誰にでも起こりうるものです。PHQ-2は診断ツールではありませんが、自分の状態を客観的に見つめる「気づき」のツールとして役立ちます。辛いときは一人で抱え込まず、専門家の力を借りてください。
免責事項:このツールは情報提供のみを目的としており、医師の診断に代わるものではありません。緊急を要する場合や深刻な悩みがある場合は、直ちに医療機関を受診するか、地域の相談窓口にご連絡ください。