論理ゲートシミュレーター

AND, OR, NOT... デジタル世界を構成する最小単位「ロジックゲート」を体験しよう。

真理値表 (Truth Table)
A B Out
現在の出力 (Output)
0

デジタル回路の「原子」:論理ゲート

私たちが普段使っているスマートフォンやパソコンの中には、数十億個ものトランジスタが入っています。それらは複雑に絡み合っていますが、基本単位まで分解すると、わずか数種類の「論理ゲート(Logic Gate)」に行き着きます。

このシミュレーターでは、入力信号(0または1)に対して、ゲートがどのような答え(出力)を出すかを実験できます。

主要なゲートの解説

1. ANDゲート (論理積)

「両方ともONならON」
入口Aと入口Bの両方に信号が来たときだけ、信号を通します。「お金を入れる」AND「ボタンを押す」とジュースが出る自販機のようなものです。

2. ORゲート (論理和)

「どちらか一方でもONならON」
AかB、あるいは両方がONであれば出力します。「スイッチA」OR「スイッチB」を押すと電気がつく階段の照明などに近いです。

3. NOTゲート (否定/インバータ)

「入力を反転させる」
1が来たら0を出し、0が来たら1を出します。天邪鬼な回路です。入力端子は1つしかありません。

4. XORゲート (排他的論理和)

「お互いが違うときだけON」
AとBが異なるとき(片方だけONのとき)に出力し、両方同じ(両方OFFまたは両方ON)だとOFFになります。足し算の「繰り上がり」の計算などに使われる非常に重要な回路です。

5. NAND / NOR

それぞれAND、ORの出力をNOTで反転させたものです。実は、NANDゲートだけ(またはNORゲートだけ)を大量に組み合わせれば、他のすべての回路(CPUすら)を作ることができます。これを「NANDの完全性」と呼び、実際のチップ製造ではNANDが多用されます。

実際のコンピュータでの使われ方

これらのゲートを組み合わせることで、「足し算回路(加算器)」や「記憶回路(フリップフロップ)」が作られます。

  • 半加算器(Half Adder): 1桁の足し算を行います。XOR(計算結果)とAND(繰り上がり)の2つで構成されます。
  • メモリ: ゲートの出力を入力に戻す(フィードバック)ことで、0か1の状態を保持し続けることができます。

まとめ

高度なAIも3Dゲームも、突き詰めればこのシンプルな「0と1のスイッチング」の超高速な繰り返しに過ぎません。この単純なルールが、現代のデジタル社会のすべてを支えているのです。

よくある質問 (FAQ)

Q:電圧でいうと0と1は何ボルトですか?

A:システムによりますが、一般的に5V系なら「0V〜0.8V」が0、「2V〜5V」が1とみなされます。最近のCPUではもっと低い電圧(1V以下など)で動作しています。