ヘロンの公式計算機
3つの辺の長さから三角形の面積を計算します。
計算結果
ヘロンの公式(Heron's Formula)とは?
通常の三角形の面積の公式「底辺 × 高さ ÷ 2」を使うには、高さ(垂線の長さ)を知る必要があります。 しかし、土地の測量やDIYなど、現場では3つの辺の長さしかわからないことの方が多いものです。 そんな時に便利なのが、古代ギリシャの数学者ヘロンが証明したこの公式です。3辺の長さだけで面積を求めることができます。
公式
三角形の3辺の長さを $a, b, c$ とします。 まず、半周長 $s$ (semi-perimeter) を求めます。
この $s$ を使って、面積 $S$ は以下のように表されます。
計算できないケース(三角形の成立条件)
どんな3つの数字でも三角形を作れるわけではありません。
「一番長い辺の長さ」は、「他の2辺の長さの合計」よりも短くなければなりません(三角不等式)。
条件: $a + b > c$ (ただし $c$ が最大辺の場合)
もし $1, 2, 5$ のような棒を持ってきても、端同士をつなげることはできず、三角形にはなりません。この場合、ヘロンの公式のルートの中身が負の数になり、計算不能(虚数)となります。
歴史と応用
この公式は、西暦60年頃のアレクサンドリアのヘロンの著書『Metrica』に記されていますが、実際にはアルキメデスがすでに知っていたとも言われています。
現代では、不整形の土地の面積を求める際によく使われます。
四角形や多角形の土地でも、対角線を一本引いて2つの三角形に分割し、それぞれの3辺を測れば、全体の面積を正確に計算できるからです(三斜法)。