Glasgow Outcome Scale (GOS)

脳損傷後の予後・回復状態を5段階で評価。

最も当てはまる患者の状態を選択してください

Glasgow Outcome Scale (GOS) とは?

Glasgow Outcome Scale (GOS) は、1975年にJennettとBondによって発表された、脳損傷(特に重症頭部外傷)後の患者の予後を評価するための世界的な尺度です。

患者の回復状態を機能的な観点から5つのカテゴリーに分類し、治療効果の判定やリハビリテーションの目標設定、長期的な予後予測などに広く用いられています。

5段階のカテゴリー (Grades)

Grade 分類 定義
1 死亡
(Death)
脳損傷が直接の原因、または合併症による死亡。
2 植物状態
(Persistent Vegetative State)
意思疎通が不能。大脳機能の活動徴候が見られないが、睡眠・覚醒リズムなどの自律神経機能は保たれている状態。
3 重度障害
(Severe Disability)
意識はあるが、身体的または精神的機能障害のため、日常生活動作(ADL)において他人の介助を必要とする。「依存状態 (Conscious but dependent)」。
4 中等度障害
(Moderate Disability)
障害(片麻痺、記憶障害、感情の変化など)は残存しているが、日常生活は自立している。公共交通機関の利用や買い物などが可能。「自立状態 (Independent but disabled)」。
5 良好な回復
(Good Recovery)
軽度の障害(軽い麻痺、軽度の記憶障害など)があっても、受傷前の社会的活動(仕事、学業、趣味など)に復帰できる状態。

GOS-E (Extended GOS) について

オリジナルのGOSは5段階で簡便ですが、特に軽症〜中等症の患者の変化を捉えるには粗すぎるという課題がありました。そこで、各カテゴリーをさらに細分化した8段階評価の Glasgow Outcome Scale Extended (GOS-E) が開発され、臨床研究などで使用されています。

注意: このツールは評価の補助として提供されています。正確な医学的診断や予後判定は、必ず医師や医療専門家が行ってください。