度数多角形メーカー
データから度数多角形(Frequency Polygon)を瞬時に描画します。
度数多角形(Frequency Polygon)とは?
度数多角形は、統計学においてデータの分布を線グラフで表現したものです。一般的に知られる「ヒストグラム(棒グラフ状の分布図)」と同じ情報を持ちますが、視覚的なアプローチが異なります。
1. ヒストグラムとの違い
ヒストグラムは階級ごとの度数を「面積(棒の高さ×幅)」で表現するのに対し、度数多角形は「階級値(階級の中央)」を点としてプロットし、それらを直線で結んで表現します。
- ヒストグラム:量のボリューム感を把握しやすい。
- 度数多角形:分布の「形状」や「変化」を把握しやすい。また、複数のデータセット(例えばクラスAとクラスBの成績)を重ねて比較する場合、棒グラフよりも線グラフの方が見やすくなります。
2. 作成の手順
- データを整理し、適切な階級(区間)に分けます(度数分布表の作成)。
- 各階級の「階級値(中央値)」を求めます。例:10-20の階級なら15。
- 横軸に階級値、縦軸に度数をとり、点を打ちます。
- 隣り合う点を直線で結びます。
- 重要なポイント:グラフの両端は、度数が0となる架空の階級値(一つ前と一つ後の階級)と結んで「閉じた多角形」の形にします。これにより、グラフと横軸で囲まれた面積がデータの総度数と等しくなります。
ポイント:面積(Polygon) $\approx$ 面積(Histogram)
3. 度数多角形のメリット
連続的なデータ(時間変化や物理量など)の分布を表す際、角ばったヒストグラムよりも滑らかな度数多角形の方が、背後にある理論的な分布曲線(正規分布曲線など)をイメージしやすいという利点があります。
このツールを使えば、生データを入力するだけで自動的に適切な階級分けを行い、見やすい度数多角形グラフを作成できます。