フリーテストステロン計算機

男の活力の源、テストステロン。本当に使えるホルモン量はどれくらい?

nmol/L
g/dL
※検査値がない場合は平均値の4.3 g/dLを使用してください。

計算結果 (Vermeulen式)

※本計算機はDr. Vermeulenらによって考案されたモデル式を使用しています。実測値(RIA法など)とは異なる場合がありますが、臨床的に信頼性が高い推計法として広く用いられています。

執筆者:Kaori Suzuki (Gojikara ヘルスケアライター)

「最近、やる気が出ない」「筋肉がつきにくくなった」「眠りが浅い」。それは年齢のせいだけではなく、男性ホルモン(テストステロン)の低下が原因かもしれません。

しかし、健康診断で「総テストステロン値」を測っても、それだけでは不十分なことがあります。なぜなら、血液中のテストステロンの大部分はタンパク質とくっついていて、細胞に対して作用できない(不活性な)状態だからです。本当に重要なのは、体内で実際に働ける「フリー(遊離)テストステロン」の量なのです。

1. 「総」と「フリー」の違い

血液中のテストステロンは3つの状態で存在しています。

  • SHBG結合型(約60%): SHBG(性ホルモン結合グロブリン)というタンパク質と強く結合しており、細胞に入れません。いわば「貯金」のようなもので、すぐには使えません。
  • アルブミン結合型(約38%): アルブミンと弱く結合しています。必要に応じて離れることができるため、バイオアベイラブル(生体利用可能)なホルモンに含まれます。
  • 遊離型(約2%): 何とも結合していない、裸の王様です。細胞に直接作用し、筋肉を作ったり、気分を高揚させたりします。これが「フリーテストステロン」です。

2. なぜ計算が必要なのか?

フリーテストステロンを直接測定する検査もありますが、費用が高かったり、測定誤差が出やすかったりします。そこで、比較的安定して測定できる「総テストステロン」「SHBG」「アルブミン」の3つの値から、計算式を使ってフリー値を推計する方法(Vermeulenの式)が、世界的なスタンダードとなっています。

3. 男性の更年期(LOH症候群)

加齢とともにテストステロンは低下しますが、特にフリーテストステロンは、SHBGの増加に伴って急激に下がることがあります。「総量は正常範囲内なのに、不調が続く」という場合、フリー値が低くなっている可能性があります。日本泌尿器科学会のLOH症候群診断ガイドラインでも、フリーテストステロン値が重視されています。

4. ホルモンを維持するために

筋力トレーニング(特にスクワットなどの大筋群)、十分な睡眠、亜鉛やビタミンDの摂取はテストステロン維持に有効です。逆に、過度なアルコール、ストレス、肥満は数値を下げる要因になります。

Gojikaraは、いつまでも若々しくありたいあなたを応援します。