ビショップスコア計算機 (子宮頸管熟化度)

子宮頸管の熟化度をスコア化します。

以下の5つの項目について、内診の所見を選択してください。

1. 子宮口の開大 (Dilation)
2. 展退度 (Effacement)
3. 児頭の位置 (Station)
4. 子宮口の硬さ (Consistency)
5. 子宮口の位置 (Position)
このツールは医療情報の提供のみを目的としており、医師の診断に代わるものではありません。

計算結果

ビショップスコア:分娩に向けた身体の準備状態

ビショップスコア(Bishop Score)は、出産が近づいたときに、子宮頸管(子宮の出口)がどれくらい「お産の準備ができているか(熟化しているか)」を点数化する指標です。主に、**計画分娩(誘発分娩)**を行うかどうかの判断や、その成功率を予測するために使われます。

スコアの判定基準(目安)

合計点数 判定・解釈
9点 以上 熟化良好 (Favorable)
自然陣痛がいつ来てもおかしくない状態です。分娩誘発(陣痛促進剤など)を行った場合、スムーズに経腟分娩に至る可能性が高いとされています。
5〜8点 中等度 (Intermediate)
準備が進んできていますが、まだ少し時間がかかるかもしれません。
4点 以下 熟化不良 (Unfavorable)
子宮口がまだ硬く閉じています。この状態で無理に誘発を行っても、お産が進まなかったり、帝王切開になる確率が高くなります。必要に応じて、まずは頸管熟化処置(バルーンやラミナリアなど)が行われることがあります。

評価項目の詳細

以下の5つの項目(各0〜3点)の合計(満点13点)で算出します。

1. 子宮口の開大 (Dilation)

子宮の入り口がどれくらい開いているかです。お産の進行とともに10cm(全開大)まで開きます。

2. 展退度 (Effacement)

子宮頸管の短縮具合です。通常は3〜4cmほどの長さがある管ですが、お産が近づくと短く、薄くなっていきます。パーセンテージが高いほど(例:80%以上)、お産の準備ができていることを示します。

3. 児頭の位置 (Station)

赤ちゃんの頭が骨盤のどの位置まで下がってきているかです。マイナス値はまだ高い位置、プラス値は低い(出口に近い)位置を示します。

4. 子宮口の硬さ (Consistency)

妊娠中は感染を防ぐために硬く閉じていますが(鼻先くらいの硬さ)、お産が近づくとホルモンの影響で柔らかくなります(マシュマロや唇くらいの柔らかさ)。

5. 子宮口の位置 (Position)

通常は後ろ(背中側)を向いていますが、赤ちゃんが通りやすいように、お産の時は前の方(お腹側)に移動してきます。

簡易ビショップスコアについて

本来のビショップスコアには「展退度(%)」が含まれますが、日本ではこれを「頸管長(cm)」に置き換えた修正版が使われることもあります。また、施設によって細かい点数配分や基準が異なる場合がありますので、正確な評価はかかりつけ医にご確認ください。